快走じじいの回想録

北の大地、南の島 旅の思い出をゆる~く。・・・時々今

2023年秋の旅 佐渡一周 観光名所めぐり その8

おっはよ~ございま~す。

さまよい旅のじじいで~す。

このブログは、2023年10月11日~10月17日にかけて佐渡一周した時の話です。

 

佐渡一周 約280km 独断と偏見の「観光名所めぐり」も最終回です。

もう少しの辛抱です。最後までお付き合い願えれば \(^o^)/

 

入崎キャンプ場Pで夜間休息し、今日は「大野亀」「二つ亀」をスルーし最速で弾崎(ハジキザキ)を目指します。

弾崎に何があるのかって?

弾崎は、佐渡最北端なんです。

最〇端ハンターのじじいとしてはスルーできません。

それに、そこには・・・・・

「喜びも悲しみも幾歳月」の像が建っているんです。

???「喜びも悲しみも幾歳月」って何だ??? ですよね。

実在の灯台守の奥さんが「灯台守の生活」を綴った手記が木下恵介監督の目に留まり映画化され昭和32年に公開された題名が「喜びも悲しみも幾歳月」なんですよ。 見た事ないけど😢

映画の事は知らなくとも、主題歌

おいら岬の♬ 灯台守は~♬

妻と二人で~♬ 沖ゆく船の~♬

は、聞いたことがあるでしょ?

え!映画も歌も知らないって?

(昭和は遠くなりにけり しょぼん😞)

 

じゃ、おさらいしましょ。

映画では、実在の灯台守:田中績(イサオ)さん役に佐田啓二、奥さんのきよさん役に高峰秀子

灯台守の映画ですから全国各地の灯台でロケされて、ここ弾埼灯台もロケ地のひとつだったんです。

越佐の海を指さす映画の中の田中さん

そんな縁で、佐渡汽船(株)がこの地に像を建立したようです。

でも、映画のロケ地にはなったけど・・・田中夫妻はここには赴任していませんから。

残念!

 

現在の像の周りは草だらけで、「尖閣湾の君の名は」以上に忘却の彼方にあるようです。😢

像の後ろに建っている灯台が「弾埼灯台」ですが、なぜか?灯台から像へは途中にフェンスがありたどり着けません。フェンスの周りも雑草が伸び放題です。

>おい! うみまる 映画ロケ記念の像とは言え、元はお前の大先輩の像だぞ。

こんな草だらけの状態でいいのか? 何とかしろ!

>・・・・・・

「アイアイサー」と返事してくれよもう。 本当に何とかしてくれよ。頼むよ。お願いだから。

国土交通省(旧運輸省系)海上保安庁 第9管区海上保安本部 新潟海上保安部 佐渡海上保安署のうみまる君 (は~長かった)頼んだよ。

>・・・・・・

何で返事してくれないの?

>像が建ってる場所は民間地なんです。我々が勝手に手を出せない場所なんです。

そこを承知で頼んでるんじゃないか。

>・・・・・・

 

しょうがない、この人に頼んでみよう

あんただって、知事になる前は、海上保安庁次長を務めたんでしょ。

まんざら他人ごとでも無いよね。

柏崎原発をなんとか「穏便に再稼働」させる為の道付けに忙しいから”草刈り”なんかしてる暇はない!(キッパリ)

 

お おぼえてろ! 次の知事選では・・・

 

そんな草だらけの中に立つ像。どうやってたどり着けるのか???

それは、灯台編で詳しく。

 

佐渡の北端に達したので、今度は内海府を両津に向けて南下します。

 

南下途中には、こんな岩も

でも、このあたりは道幅が狭いのでわき見運転は危険です。

停めらそうな路側帯も無いです。

 

両津まで下った所で国仲平野を真野方面へ

日蓮上人ゆかりのお寺「根本寺」 車窓見学です。

根本寺/佐渡観光ナビから拝借

 

次は、新潟県唯一の五重塔がある「妙宣寺」へ

場所的には、佐渡歴史伝説館からちょい山側に入った所なのですが、うっかり通過してしまいぐるっと一周して両津に戻ってから向かった次第です。😢

うっかり通過を知ったのは、入崎キャンプ場に着いてからでした。

 

仁王門と阿吽像

 

 

山門

 

 

本堂と祖師堂を繋ぐ渡り廊下の向こうに

阿仏房日得上人のお墓がありました。刻んである文字は、聖人ですね。

渡り廊下に掲げてある多数の彫り物

 

藁ぶき屋根の庫裡 

葺き替えが大変だろうな? 飛騨(白川郷)から職人に来てもらうんだろうか?

 

神社仏閣に興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。

 

仁王門の前にあるカフェ ユーがマスターでした。

「焼杉」の腰壁、マスターは日本人以上のニッポンジンかもしれません。

散策が終わったらここで一息 いいかも。

 

 

さ、いよいよ最後の立ち寄り地 「トキの森公園」へ

パンフレットです。

 

トキの飼育舎は、基本的には離れた所から眺めるだけです。

動物園のようにフェンスの前までは行けません。

 

地元の小学生でしょうかね? 園内の通路脇に。

ほっこりします。

 

最後のニッポニアニッポン 「キン」

かつては、日本中のあちこちにいた朱鷺ですが、「キン」を最後に日本にはいなくなってしまったんです。

では、今いるトキは???

園内の説明によれば、当時の平山新潟県知事が中国に出向いてトキの譲渡で直談判し譲り受けたトキを繁殖させたものです。との事。

そうだったんだ。ちっとも知らなかったぞ。 偉いぞ平山知事。

その後は、ろくでもない知事ばっかり・・・(←個人の感想です)

(国の許可が無ければ借金もできなくなるほど負債も積もり積もって雪ダルマ状態。手も足も出ません。)

 

世界には、トキの仲間が多いんですね。ここにきて初めて知りました。

色だけ見ればフラミンゴのようなショウジョウトキ。

こんなのや、クロトキ

あんなのも、

 

トキの飼育舎 やがては放鳥?

どうしても手前の金網にピントが合ってしまう。😢

 

ガラス越しに観察できる飼育舎もある。「トキふれあいプラザ」

 

餌場

運が良ければ、餌をついばむ場面が見られるかも。

見たい人は、開園早々が狙い目かも??? ←知らんけど。

 

トキ見物のお帰りに、ここにしかない(かも?)ソフトクリームはいかがですか?

 

 

飼育舎とはいえトキを真近かに見たし・・・・・

 

でも、大空を飛んでる朱鷺が見たい。

大空を飛んでる朱鷺が見たい。

大空を飛んでる朱鷺が見たい。

 

果てしない~大空と広い大地のその中で♬ ←違うか。

空と君のあいだには♬ ←これも違うか。

 

昔は、こんな場所にたくさんいたんだろうな~?

風景だけでもと田んぼを眺めていたら、なにやら・・・・

なにやら、動くものが????

ウミネコか? 白鷺か?・・・・・白鳥の訳ないし。

朱鷺だ!

わ~ 飛んだ~ 感無量です。

飛んでる朱鷺を見たら、他の観光地なんぞ、霞んでしもうた。

↑ 上の一枚は、どこか(忘れた)に掲示されていたポスターから拝借。 (^^;)

 

トキの森公園に、朱鷺観察時のお願いポスターがあったのでご参考までに。

朱鷺は非常に憶病な鳥なので観察する場合には下記の事に御留意くださいとの事です。

これから佐渡を訪れる方は、くれぐれも宜しくお願いします。

 

第二の「キン」を生まないためにも。

煙草の吸殻・ゴミのポイ捨て、などはお控えください。

環境庁 佐渡トキ保護センター 広報課係長 トキ尾 守からのお願いです。

 ↑そんな人はいません。念のため。

 

さて、思いがけずに「朱鷺の羽ばたき」も見られたので、ウキウキ気分で今日のグーグー予定地「新穂ダムキャンプ場」に向かいます。

灌漑用水用の 新穂ダムの脇に設けられた無料のキャンプ場です。

ダムに水はありませんでした。 今年の猛暑の為か?はたまた刈り入れが終わると水もいらなくなるので放水してしまうのか? 分かりませんが・・・

 

高い塔の上に大きな朱鷺が。

生まれ故郷の方角を向いてるんだったかな~(自信なし)

 

日が暮れると、怖いほどの満天の星空

 

 

朝です。(お決まりの朝のパチリをし忘れ)

佐渡汽船フェリーターミナルへ向かいます。

 

長くなったのでこの先のお話は、また次回という事で。<m(__)m>

おけさ柿の顛末もカミングアウトします。

 

次に向かうのは、あなたの街かも?

あなたと一期一会できたら\(^o^)/。

 

最後までお付き合いありがとうございました。

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では、また次回にお会いしましょう。

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