普段の運動不足を解消するためにじじいは秘密基地周辺の田園地帯約10kmほどを朝晩2回走っています。先日も自転車散歩に出かけようとしたら後輪がぺしゃんこ。パンクです。パンク修理の道具も持っているのでパンク修理(チューブの穴塞ぎ)をしようと自転車を逆さにしてタイヤを見たら、なんと! な~んと!
糸状の物(タイヤの基材)が見えるほどゴムがすり減っているではあ~りませんか!
(普段は、そこまで見ないし見えないので気が付きませんでした)
こりゃ、だめだ。タイヤもチューブも新品に交換しようとポチっと注文。
今日は、じじいの備忘録として「自転車のタイヤ、チューブ交換」をUPします。
ママチャリなんかは基本パンク修理が出来れば、ず~~~と乗り続けられると思います。現にじじいが今乗っている自転車は子供が中学に入学した時に買った自転車で○○年以上前に買った物です。(自転車メーカーさん、最も有り難くない客で申し訳ない)
アマゾンでポチっとしてから中1日で交換部品の到着です。
物流関係の皆様、本当に感謝 感謝です。
タイヤ しっかりと段ボールでサンドイッチされて届きました。
チューブ こちらも荷造り用の段ボール袋に入って届きました。
さ! タイヤ、チューブの交換です。
使用する工具。左から
・タイヤレバー リムからタイヤを外すのに必須の工具
・スパナ サイズ8/10 後輪ブレーキのフレーム固定ねじやチェーン引きを緩めるのに必要
・モンキー 車輪軸のナットを緩めるのに必要。サイズ15のスパナがあれば尚良し
・+ドライバー ベルクランクカバーを外すのに必要
・ウエス 泥、油汚れのふき取り用
・軍手などの作業用手袋(パチリし忘れ)
タイヤ、チューブを交換するには、自転車のフレームからタイヤを外す必要があります。その為には、チェーン、後輪ブレーキをフレームから外します。さらにじじいの自転車は、内装3段変速自転車なので、変速用の部品=ベルクランクも外す必要があります。
後輪ブレーキ、ベルクランクにはそれぞれ操作用のワイヤーが接がっています。
普通は、そのワイヤーを切断し交換作業後に再接続するのでしょうが、再接続はそれなりのパーツや工具が必要になるので、じじいはワイヤーを切断しません。
ベルクランク(変速用の部品)のカバーを外す
カバーを外すとこんな感じ。 タイヤの軸から飛び出ている”ピン”の押し込み位置で変速比が変わる。
自転車スタンドなどというしゃれたツールは持っとらんので、敷物を敷いて自転車をひっくり返す。敷物が無いと自転車が傷だらけ~。 大き目の段ボールでも良いかも。


後輪ブレーキをフレームに固定しているねじを外してフレームからフリーにする。
ブレーキワイヤーは切断せずそのまま。
じじいの自転車は、チェーンを外すに為にチェーン引きを緩める必要がある。チェーン引きは左右にあるので両方緩める。スパナで緩めているが、ここはサイズ10のボックスドライバの方が使い勝手が良い。チェーンを外せるならチェーン引きを緩める必要は無い。
タイヤの軸を固定している左右のナットを緩めてタイヤを前に動かしてチェーンをたるませて外す。ナットのサイズは、15 このサイズのスパナはなかなか無いかも。
で、モンキーの出番。
チェーンを外したら先ほど緩めた軸のナットを外す。
ベルクランクや泥除けのステー、スタンドなど軸に固定されていた部品を外す。
自転車の脇に適当な台を置いてその上に外したタイヤを置く。
ブレーキのワイヤーが接がっているので苦肉の策
タイヤレバーを使ってリムからタイヤを外す。
タイヤやリムを傷つけないために必ずタイヤレバーを使用する。
タイヤレバーをリムとタイヤの間に差し込むときはタイヤだけを引っ掛けて、中のチューブまで挟まないように注意する。
(今回は、チューブも交換なので挟んでも良いのだが、チューブのパンク修理の場合は絶対だめ。)
タイヤレバー ホムセンでだいぶ前に買った。
差し込んだタイヤレバーはレバーの切り込み部分をスポークに引っ掛けると固定されるので順番にリムからタイヤを外していく。
古いタイヤ、チューブをリムから外し、新品チューブに空気を少し入れてリムにセットする。
チューブがセット出来たら、その上からタイヤを被せるようにリムにセットする。
先ずは、タイヤの片面のビードをリムの内側にセットする。
片面がセット出来たらもう片面のビードを手でぐいぐい押し込むようにリムにセットする。
タイヤをリムにセットするのがちょっと慣れが必要かな?
焦らずタイヤでチューブを挟まないようにゆっくりと注意深く行えば、そのうちパコっと入る。・・・・と思う。
タイヤ、チューブを取り付け出来たらチェーンと共に自転車のフレームに戻して逆順で取り付ける。
この時注意するのは、チェーン引きには内、外の向きがあるので間違わないようにする。
タイヤの軸に差し込む面とねじの部分が面一(つらいち)な面を軸の内側にする。
パチリで言うと、左側が軸の内側。
タイヤの軸に取りついていた順番を控えておくと間違いが無い。
この程度覚えていられる~・・と甘くみると大概、組立時には???が常。(これ経験値)
順番どうりに取り付けてからタイヤの軸のナットを手締めで締める。
(本締めは、タイヤの位置、チェーンの張り調整をしてから)
チェーンを掛ける。
チェーン引きのナットを締めてチェーンの張りとタイヤの位置を調整する。
タイヤがフレームの中央になるように。
チェーンはパンパンに引っ張らずに余裕を持たせる。
タイヤの位置とチェーンの張り調整が終了したら、タイヤ軸のナットを本締めする。
チェーン引きのナットを増し締めする。(走行中にナットが緩まないように)
後輪タイヤのブレーキをフレームにねじ止めする。
タイヤに空気を入れる。自転車を起こす。
ベルクランク(変速機)のカバーを掛ける。
お疲れさまでした。
この後、試運転を兼ねて自転車散歩に出かけましたとさ。
「いきまっしゅ」
ここまで書いてきて、つくづく思った。
動画ならもっと簡単に分かりやすく残せるのに! と。
最後までお付き合いありがとうございました。
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では、また次回にお会いしましょう。