快走じじいの回想録

北の大地、南の島 旅の思い出をゆる~く。・・・時々今

子供から遊園地を奪う社会

おっはよ~ございま~す。

巣ごもり中のじじいで~す。

 

W杯サッカーの試合結果で大盛り上がりの日本でこんな報道がありました。ネットニュースでも話題になったのでご存じの方も大勢いらっしゃるかと思います。

今日は、その話題をじじいなりに。

 

信濃毎日新聞デジタルが伝えるところによると、長野市は市内のA遊園地を近隣住民の苦情で今年度いっぱいで廃止する事にしたという。

A遊園地の周りには児童センターや保育園、近くには小学校もあり放課後に遊ぶ子供達が大勢訪れていたという。

元々この遊園地は地元の要望を受けて2004年4月に開設されたが開設直後から一部の近隣住民から「うるさい」などの苦情が寄せられていたので、市は子供たちの遊ぶ声が近隣住宅に伝わりにくくするために8mの幅で植栽し緩衝地帯を設けたり、遊園地の出入り口を移動したりと対策してきたが苦情が収まる事は無く今回の廃止を決定をした。

ここまで読むと、子供たちの遊ぶ声がうるさくて昼寝もできん。TVの声がよう聞こえん。などという”身勝手じじいのエゴイズム”か?などとネット上を騒がせているようだが、長野市議会のK議員が「A遊園地の廃止について」と題する市長説明資料を公開しその資料の「廃止に至る経緯」の項目には苦情を申し入れた住民側の事情も綴られている。

・児童センター、遊園地の建設に関して住民への説明が無かった

・ボールが庭に飛び込み、それを取りに来た子供が庭の植え込みを踏み荒らすことが度々あった。

・お迎えの車が毎日100台程。

などなど・・・

 

 

ここからは、じじいの付けたし。

>住民への説明が無かった。

「住民の要望で設置した」と相反する。

もしかしたら、

→設置を希望する一部の父兄と当時の自治会役員が良かれと思って住民の総意という事で役所に要望した?。

→住民説明会の呼びかけがなされたが、その時は関心が無く説明会に参加しなかった?。

でももう出来ているんだから、どっちにしても昔の事をあげつらってもいまさらと思うが。

 

>ボールが庭に飛び込み植え込みを荒らされた。

 こんなことがあって困っているという苦情に対して”子供のする事だから”と真剣に受け止めなかった?。真剣に受け止めていれば、黙って他人の家(庭)に入ってはダメと躾けたり、ボールが誤って人家に飛び込まないようにネットなどを張る。などの対策がとれたかも。

 

迎えの車が毎日100台程。

→夕方になるとお迎えの車が遊園地や児童センター、保育園の脇にずらっと並んでいたんではないか? しかも長野県 冬になればアイドリングで暖房を効かせなければ寒くていられない。道は積雪で狭くなっている。近隣住民の人は通るに通れない。アイドリングの音がうるさい。排ガスの匂いも。

苦情の本心はこれではないかと思う。

雪が降らない地方の方は、このような状況に思いが及ばず”子供がかわいそう”と声を上げるが事はそんな単純ではない。道は拡張できない。駐車場も作れない。毎日夕方になるとぶーぶー、もくもくでは文句のひとつも言いたくなるわな。

 

 

どこの世に子供が嫌いなじじいが居ようか?

 

 

だって、子供は将来の年金原資という金の卵を産むひよこなんだから。

大切にしなくちゃ罰があたるぞ。

 

 

 

最後までお付き合いありがとうございました。

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では、また次回にお会いしましょう。

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