快走じじいの回想録

北の大地、南の島 旅の思い出をゆる~く。・・・時々今

鬼は~そと。

あったてんがの

 

今日は号外。

2月3日は、節分の日 日本各地で節分の行事が行われたと思うが

越後の国の真ん中あたり 三条市のお寺には、「日本三大鬼おどり」として有名な節分行事が伝わる。

 

法華宗総本山 本成寺

  節分大祈願会・鬼おどり」だ!

 

 

本成寺は、1297年 日印上人により創建。境内はおよそ6,000坪の広さがある。

幕末の天才彫刻師「石川雲蝶」は、晩年ここで暮らし数々の作品を残し没した。

 

本成寺の鬼おどりは、室町時代に付近を荒らしまわる盗賊を寺の僧兵と農民が力を合わせて追い払ったという故事にならい厄払いの節分行事として続けられている。

 

鬼は 赤、青、黄、緑、黒 の5匹 それぞれに意味がある。

赤:人間のすべての悪い心

青:欲深い心

黄:甘えの心

緑:おごりたかぶる心

黒:疑いの心

 

そんな鬼どもが、本堂に乱入しひとしきり暴れまくったところで、その鬼どもに厄払い祈願の人たちが豆をぶつける。一般参観者もこぼれた豆を拾って鬼にぶつける。ぶつけられた鬼どもは たまらず退散。鬼おどりは終了する。その後、改心した鬼どもは、境内に集まった子供達の頭をなぜたりするが、当然泣き出す幼子も多い。「鬼に抱かれた赤ちゃんは健康に育つ」との言い伝えがあるので、親は競って鬼にわが子を抱いてもらおうと連れていくが、親の心子知らず。当然わ~~~~んと泣き出す子も。

 

そんな、鬼おどりだが、このコロナ禍で昨年は中止、今年は、厄払い祈願の関係者のみで一般の参観者無しで行われたと、2月4日付けの地元紙「三条新聞」の記事にあった。

 

1日も早く、コロナ禍が収まり来年こそ本来の「本成寺 鬼おどり」に戻れるように じじいも切に願う。

 

地元紙 「三条新聞」が伝える今年の「本成寺 鬼おどり」の様子。

本当に迫力があるので、全国の皆さん。佐渡の金山が世界文化遺産に登録された際は、佐渡金山の帰りにちょっと寄り道してください。でも鬼おどりは節分の日だけだよ。鬼おどり伝承館などというものは無いので、年中見られるものだと勘違いしないように。

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新聞掲載の写真をじじいのブログに引用することを快くご承諾いただいた三条新聞社に対し厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

※三条新聞 三条市に本社を置き、県央地区に約4万部を発行する地元紙。

県央の事ならどこよりも詳しい。地場の金物産業に携わる人はこれを購読していないと仕事合間の茶飲み話についていけないとか・・・・

 

 

じじいも、己の卑しい心を少しでも封じようと達磨を奉っているが、この達磨に満願の目が入る日は・・・・・こないだろうの~

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この近辺のご当地ソングと言えば、小林幸子の「雪椿」が頭に浮かぶが、雪椿は隣の市の市花なので、 困った・・・・浮かんでこない。

 

 

 

 

 

    え~い これでどうだ! 三条市の市歌

 

幸を日毎に打ち出す槌の音・・・

                (三条市歌 作詞 堀内敬三

 

     やれやれ・・・

いっちゃぽ~んさげた

 

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